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  • ⚫︎鹿の子大塚山古墳鹿の子大塚山古墳は恋瀬川と山王川に挟まれた台地上に存在している径28m(径25m、高さ4.4m)の円墳です。現在は単独で築かれているような状態ですが、1713年の古地図では周辺に10基の塚らしき点が描かれています。墳頂部。主体部や副葬品については不明です。墳丘西側には大きく抉られたような痕跡がありますが、あんけん様のブログ「趣味の案件」によると昭和19年に戦車壕として利用する目的で掘られたものだそ... 続きを読む
  • ⚫︎染谷7号墳染谷古墳群は恋瀬川左岸の台地上、常陸風土記の丘とその周辺に広がる41基からなる古墳群です。上の画像はこのうちの中央支群に属する1基、径6m、高さ1mの円墳である染谷7号墳を撮影したものです。反対側から。墳丘は下草に覆われて分かりにくい状態となっています。~⚫︎染谷11号墳こちらは染谷7号墳の道路を挟んだ東側、海洋センター敷地内に残る古墳です。径17m、高さ1mほどの円墳。東側から。画像右奥の茂みにも4基の... 続きを読む
  • ⚫︎染谷5号墳染谷古墳群は恋瀬川左岸の台地上、常陸風土記の丘とその周辺に広がる41基からなる古墳群です。上の画像はこのうち北支群に属する1基、染谷5号墳を撮影したものです。径13m、高さ2mの円墳。反対側から。低墳丘の多い染谷古墳群においては最も目立つ墳丘のうちの1つです。~⚫︎染谷4号墳染谷5号墳の北側に存在するのが径14m、高さ3mの円墳である染谷4号墳。「石岡市遺跡分布調査報告」では前方後円墳の可能性もあるとの記... 続きを読む
  • ⚫︎染谷29号墳染谷古墳群は恋瀬川左岸の台地上、常陸風土記の丘とその周辺に広がる41基からなる古墳群です。上の画像はこのうち東支群に属する1基、径16.5m、高さ2mの円墳である染谷29号墳を撮影したものです。反対柄から。資料では「石材が露出」とありますが、訪れた際は確認できませんでした。~⚫︎染谷30号墳こちらは染谷29号墳の南側に存在している径18m、高さ1.5mほどの円墳です。緩やかな高まりとなって存在していますが、規... 続きを読む
  • ⚫︎永作1号墳永作古墳群は恋瀬川左岸の台地上、後生車古墳群と鹿島神社古墳群の中間あたりに存在している3基からなる古墳群です。上の画像はこのうちの1基、永作1号墳を撮影したものです。全長28m、後円部径17m、高さ3.5m、前方部幅6.5m、高さ1mの前方後円墳で、奥が後円部、右手前が前方部。こちらの画像では右奥が後円部、左手前が前方部。墳丘が藪に覆われているのに加え、周囲を宅地に囲まれているため全体像を把握するのは難し... 続きを読む
  • ⚫︎神明塚鹿島神社古墳群は恋瀬川左岸の台地上、鹿島神社境内に存在する古墳群です。上の画像は社殿の裏手に残された径9m、高さ1mほどの高まりを撮影したものです。反対側から。未調査のため詳しいことは分かりませんが、「石岡市遺跡分布調査報告」では古墳ではなく後世の供養塚として掲載されています。同資料ではこちらの塚の他に2基の古墳が紹介されていますが、探訪時それらしき高まりは確認できませんでした。~○2020.12撮影○... 続きを読む
  • ⚫︎後生車古墳群1(後生車12号墳?)後生車古墳群は恋瀬川左岸の台地上、12基(円墳11、前方後円墳1)からなる古墳群です。「石岡市遺跡分布調査報告」では1基ずつの規模が掲載されていますが、どれが何号墳に該当するのか不明のためここでは仮称として掲載いたします。上の画像はこのうち最も北側に存在する古墳です。分布図と照らし合わせると現状径23m、高さ2mの前方後円墳である後生車12号墳に該当するようです。画像の高まりが... 続きを読む
  • ⚫︎高根1号墳高根古墳群は恋瀬川左岸の台地上、2基からなる古墳群です。上の画像はこのうちの1基、径15m、高さ4mの円墳である高根1号墳を撮影したものです。反対側から。墓地の裏手に保存されていますが、こちら側からだと低木があって分かりにくい状態です。未調査のため詳細不明。~⚫︎高根2号墳高根1号墳の南西に存在するのがこちらの高根2号墳。径20m、高さ5mほどの円墳で、台地から恋瀬川の低地へ続く傾斜地に存在しています。... 続きを読む
  • ⚫︎茨城古墳茨城古墳は恋瀬川と山王川に挟まれた台地上、住宅地の公園内に保存されている古墳です。径42×33m、高さ5mの円墳とされていますが、あんけん様のブログ「趣味の案件」によると、一辺40mほどの方墳とする説もあるそうです。墳頂部。墳頂部の樹木の根元には箱式石棺に用いられていたと見られる板石が残存。手前の石材は古墳に用いられていたものでしょうか?箱式石棺の板石を撮影。一部が封土から露出しているのみで、他は... 続きを読む
  • ⚫︎愛宕神社古墳(景清塚)愛宕神社古墳は恋瀬川左岸の台地上に単独で存在している径6m、高さ2mの円墳です。未調査のため詳細不明。墳頂部は大きく削平を受けて平坦となっています。墳頂には愛宕神社が鎮座している他、当古墳には平景清(藤原景清)の霊地とする伝承も残っています。~○2020.12撮影○参考資料「石岡市遺跡分布調査報告」石岡市教育委員会「発掘調査速報 石岡を掘る4」石岡市教育委員会文化振興課「石岡市史 上巻」... 続きを読む
  • ⚫︎田崎古墳?(田島古墳)田崎古墳は恋瀬川左岸の台地上、舟塚山古墳群の谷を挟んだ北側に存在する径15m、高さ1.5mの円墳です。「石岡市遺跡分布調査報告」といばらきデジタルまっぷでは共に消滅と記載がありますが、いばらきデジタルまっぷの示す位置には古墳らしき高まりが残存しています。1960年代の航空写真でも変わらず存在が確認できるので、ただの畑の残土という訳でもなさそうに思えます。~○2020.12撮影○参考資料「石岡市... 続きを読む
  • ⚫︎舟塚山9号墳舟塚山9号墳は恋瀬川左岸の台地上、舟塚山古墳群に属する一辺10mほどの方墳です。墳丘はすでに消滅していますが、昭和51年に箱式石棺が発見されたことから発掘調査が行われ、元位置から3.3kmほど北西のふるさと歴史館に移築されています。石棺内部。人骨2体分が検出していますが、副葬品は出土していないようです。築造年代は7世紀。石岡市教育委員会による説明板。なお舟塚山9号墳出土石棺の脇には、箱式石棺に用い... 続きを読む
  • ⚫︎古舘古墳(舟塚山22号墳)舟塚山古墳群は恋瀬川左岸の台地上、41基からなる古墳群です。このうちの古舘古墳は径12.5m、高さ2mほどの円墳、畑の中に良好な状態で残されています。~⚫︎舟塚山23号墳こちらは古舘古墳のすぐ北西に位置する径14.5m、高さ1.5mの円墳。畑の奥に存在するためこれ以上近寄れませんが、墳丘は半壊した状態で残されているようです。~⚫︎舟塚山24号墳舟塚山24号墳は舟塚山23号墳北西の台地辺縁部に位置する径... 続きを読む
  • ⚫︎大日塚古墳(舟塚山21号墳 大日如来古墳 手子后古墳)大日塚古墳は恋瀬川左岸の台地上、舟塚山古墳群に属する古墳です。改変が著しく詳細不明ですが、全長90mほどの前方後円墳と考えられています。前方後円墳だった場合、上の画像右手前の高まりが前方部、その左奥に向かって後円部が続いています。ただしくびれ部あたりは削られて手子后神社が建立しており、後円部と前方部が分断されるような形になっています。くびれ部あたり... 続きを読む
  • ⚫︎府中愛宕山古墳(舟塚山6号墳)府中愛宕山古墳は恋瀬川左岸の台地上、舟塚山古墳群に属する全長96.6m、後円部径57m、高さ8.5m、前方部幅57m、高さ7.5mの前方後円墳です。当古墳群では全長186mの舟塚山古墳に次ぐ2番目の規模となっています。上の画像では右が後円部、左奥が前方部。石岡市教育委員会による説明板。墳丘に上がらせていただき前方部墳頂から後円部側を撮影。後円部墳頂北側には大きくえぐられたような痕跡が残され... 続きを読む
  • ⚫︎舟塚山19号墳舟塚山古墳群は恋瀬川左岸の台地上、41基からなる古墳群です。このうちの舟塚山19号墳は径18m、高さ1.5mの円墳。竹林の中にわずかな高まりとなって残っています。~⚫︎舟塚山37号墳こちらは舟塚山19号墳の北西に存在する径8m、高さ1.5mの円墳。墓地奥の竹藪に小さな高まりで残っています。~⚫︎舟塚山20号墳舟塚山37号墳の谷間を挟んだ北側、畑の中に存在するのがこちらの舟塚山20号墳。径9.5m、高さ1.5mの円墳。画像... 続きを読む
  • ⚫︎舟塚山14号墳舟塚山古墳群は恋瀬川左岸の台地上、41基からなる古墳群です。このうちの舟塚山14号墳は径12m、高さ3mほどの円墳。箱式石棺が露出しているそうですが、畑の奥で近寄れず、近付いたところで藪に覆われているので見学は厳しそうです。墳丘西側に存在する舟塚山古墳の墳頂から撮影。埴輪片のほか石製模造品、土師器が出土しており、舟塚山古墳と同じ中期前半に築かれたものと考えられます。~⚫︎舟塚山13号墳舟塚山14号... 続きを読む
  • ⚫︎舟塚山古墳(舟塚山16号墳)舟塚山古墳は恋瀬川左岸の台地上、舟塚山古墳群に属する全長186m、後円部径90m、高さ11m、前方部幅100m、高さ10mの前方後円墳です。これは茨城県内最大、東日本でも2番目の巨大前方後円墳となります。上の画像では左奥が後円部、右手前が前方部。石岡市教育委員会による説明板。墳丘北側からパノラマで撮影。左が後円部、右が前方部。こちらの画像は周溝を撮影したもので、左が後円部。墳丘周りの畑は... 続きを読む
  • ⚫︎佐太郎塚古墳(権現山1号墳 舟塚山4号墳)舟塚山古墳群は恋瀬川左岸の台地上、41基からなる古墳群です。このうちの佐太郎塚古墳は径20~25mほどの円墳(「石岡市史」では径10m、高さ2m、「石岡市遺跡分布調査報告」では径8m、高さ2.5m)、主体部は箱式石棺で、過去に刀剣、金環、管玉、勾玉、土器の出土があったようです。現在は藪に覆われていて墳丘を観察することはできません。~⚫︎物見塚古墳(舟塚山5号墳)物見塚古墳は佐太... 続きを読む
  • ⚫︎権現山古墳(権現山2号墳 舟塚山3号墳)舟塚山古墳群は恋瀬川左岸の台地上、41基からなる古墳群です。このうちの権現山古墳は西ノ台支群に属する径25.5m、高さ4mの円墳です。墳丘は藪の中に存在しており近くからでなければ見つけることも難しい状態ですが、墳丘や墳頂の権現社は比較的状態がよいように見受けられます。主体部は箱式石棺で、権現社の土台の一部として再利用されています。資料に記載がなく詳しい規模は分かりませ... 続きを読む

ぺん

神奈川県民、20代男。
2015年頃、自宅の近所に存在していた古墳をきっかけとして古墳巡りに没頭しはじめる。以降は時間を見つけてはひたすら古墳を求めてあちこち出かけています。考古学は一切学んだことのないただのアマチュアです。
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